社長ブログ

23年間の定点観測。

2015.2.2

平成27年2月2日(月曜日)

当社の活動状況→本日の工事進捗状況

今日から着工の現場です。
屋上防水工事施工前

まずは屋上防水工事の下地補修から始めます。
今回は、屋上防水工事とベランダ防水工事がメインで、それ以外に部分的に外壁の防水工事も施工する予定になっています。

こちらのお客様は創業間もない頃からのお客様で23年もの長きに渡ってお付き合いを頂いております。
今回でかれこれ13回目のリピート発注をくださったことになります。
本当に心からありがたいです。

一番最初にお仕事を頂いたのは僕が26歳の青年だった時です。(笑)
あれから年月を重ねて、ずいぶんと歳をとりました。
それと同じ年数だけ建物も年齢を重ねていることになります。
当然ながら、年を追うごとにメンテナンスが重要になってきます。
そのへんの理屈は人間と同じですね。

ただ、人間と違うのは、メンテナンスの良し悪しが建物の傷み具合に確実に比例(直結)することです。
人間の場合は、健康に気を使っている人より、健康に無頓着な人のほうが元気だったり長生きしたりする場合が少なくないですが、建物の場合はメンテナンスの状況と建物の状態は基本的に一致します。
もちろん人間同様に個体差はあるわけですが、手を入れれば入れるほど確実に状態が良くなるという点で人間と違うのです。

こうして同じ建物を23年間ずっと見させて頂いていると、いろんなことがわかってきます。
予想以上に劣化が著しい部位や、逆に全く劣化せずにずっと安定している部位があるとか。
想定内のことや想定外のこと、いろんな変化を観察しながら必要なメンテナンスの仕様を考えています。

建物がしっかり長持ちするように、でも、無駄な工事(費用)は極力省く。
この相反する2つの要件に折り合いをつけるためにも、定期的なメンテナンスで早め早めに対処することが重要になってきます。

23年間も同じ建物を定期的に点検していると、僕自身がたいへん勉強になります。
この経験は、やりたいからと言って誰でも出来るワケではありません。
当社を信頼してくださり、大切な建物を長期間に渡って任せて頂いてこそ、初めて経験出来るのです。

お客様から長いお付き合いを頂いてることのありがたさをつくづく噛み締めている今日この頃です。
心からの感謝でいっぱいです。
この御恩は確実で丁寧な仕事をすることでお返しさせて頂きます。

ではでは。

僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界

音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ

興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。

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