平成27年4月23日(木曜日)
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僕の座右の銘は『おもしろきこともなき世をおもしろく』です。
言わずと知れた高杉晋作の辞世の句(と言われている)です。
司馬遼太郎の『世に棲む日日』を読んでこの言葉と出会いました。
司馬遼太郎作品はほとんど読んでいて、どの作品も甲乙つけ難く、全手の作品が好きなんですが、そんな中でも『世に棲む日日』は、『竜馬がゆく』『菜の花の沖』と並び、僕の生き方に大きな影響を与えてくれた作品です。
誰も通ったことのない道なき道を自分で切り拓いていくことが人生(仕事)の醍醐味だということを学びました。
遅ればせながら最近になってアドラー心理学の本を読んでいるのですが、アドラー心理学の思想を知るにつれ、なぜか高杉晋作や龍馬や高田屋嘉兵衛のことを思い出してしまったのです。
上手く説明出来ないんですが、何か通ずるものを感じたというか。
僕自身が限りなくアドラー心理学に近い思想で生きていることにも気づきました。
おそらくこれまで読んできたいろんな本(例えばDカーネギーとか)を通じて知らないうちに影響を受けているんだろうと思います。
もしかしたらドラッカーもアドラーの影響受けてるんじゃないんだろうか、と思う部分もありました。
高杉晋作も龍馬も屋嘉兵衛も、アドラーがいうところの共同体感覚が異常に発達していたのだと考えれば彼らの行動原理に説明がつく気がします。
きっと吉田松陰なんかは共同体感覚が発達し過ぎたがゆえに暴走してしまったんだろうとか。
個人的にはアドラーのいう【他者貢献】を強く意識しながら生きていく必要を感じています。
他者に貢献することこそ自分の幸せにつながる。
そんな境地に至ることができれば『おもしろきこともなき世をおもしろく』生きていけるのではないか、と思っています。
ではでは。
僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界
音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ
興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。