社長ブログ

正しい自己否定を持つ。

2015.6.28

平成27年6月28日(日曜日)

当社の活動状況→本日の工事進捗状況

30代前半の頃、15年近く吸っていた煙草を辞めたら『意志が強いですね』とまわりから賞賛されました。
もし本当にに意志が強かったらそもそも煙草なんか吸わないって!と思ってました。

48歳にしてランニングを始めて、半年ぐらいで15キロ以上体重を落としたら、またしても『意志が強いですね』と褒められました。
本当に意志が強い人間だったら、そもそもあんなふうにみっともないお腹を出すこともなかったと思います。

自分自身では、限りなく意志が弱い人間だという自覚があります。
実際に、禁煙が成功するまで3年近くの歳月と1000回ぐらいの禁煙失敗を繰り返したほどです。
あの3年間、ほぼ毎日のように禁煙に失敗していたのです。

9本残ってるショートホープの箱と買ったばかりの100円ライターを毎日のように駅のゴミ箱に捨ててました。
そのたびに自分の意志の弱さがほとほと嫌になったものです。
それでも、もう1回だけ、次こそ、今度こそ、今日こそ、と懲りずにチャレンジし続けた結果、1000回目(おそらく)ぐらいのチャレンジが実を結び禁煙に成功したのです。

運動にしても同じです。
これまでもいろんな運動にチャレンジし、そのたびに継続できない自分がいました。
30代後半の頃、3年間ぐらい筋トレを毎日続けたこともありましたが、いつの間にかやらなくなっていました。
40歳の時には一念発起してボクシングジムに入会しましたが半年ぐらいで行かなくなってました。

何度も何度も早朝ランニングを始めては三日坊主を繰り返してきました。
で、理由はわかりませんが、今回のランニングだけはなぜか継続することができて現在に至るわけです。
たまたま上手くいったとしか言いようがありません。

でも、おそらく意志が強いか弱いかは本質じゃないんだと思うのです。
『今のままの自分ではいけない』という客観的な自己否定を正しく持っているかどうか。
そこが一番大事なんだと思います。

今の自分に満足することなく、正しい自己否定さえ持っていれば、何歳からでも人は変われるし、成長できるのだと。

そして、自己否定がなくなる日など永遠にやってきません。
完璧な自分などありえないからです。
それに近づこうと、もがき続ける自分がいるだけなのです。

とどのつまり何を言いたいのか・・・・・・・・

昨夜もウイスキーを飲み過ぎてしまったのです。
それだけならまだしも調子に乗ってツマミのアーモンドも食べ過ぎてしまいました。
なので、朝っぱらからお腹の調子が凄く悪いわけです。

そんな自分が意志の強い人間であるワケがありません。(苦笑)
まだまだ精進・研鑽しなければ・・・
飲み過ぎて後悔した朝、ふとそんなことを思った次第です。

ではでは。

僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界

音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ

興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。

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