雨漏りについて

散水調査の器具について

2022.5.31

2022-05-31

本日のスタッフブログは内田が担当いたします。

以前より、雨漏り補修工事は雨漏り診断(調査)が重要である旨のお話をしてきました。

今回初めてこのブログを読まれる方の為、もう一度言います。
正しい雨漏り補修とは、正しい雨漏り診断(調査)があって初めて成立すると考えます。
もちろん建物の状況、近隣の状況、コスト面などから、雨漏り診断(調査)を実施せずに(=実施できずに)工事を行う事はあります。
そうした工事では、止水の確認が経過観測のみとなってしまうことから、雨漏り解決のセオリーとして雨漏り診断(調査)→雨水浸入位置の特定→雨水浸出経路の仮説→仮説に基づく雨漏り補修工事の実施→雨漏り診断に基づく散水検査→止水確認であると考えるからです。

この雨漏り診断が重要~云々は、話が長くなるのでここまでにします。
そう、本日は【散水調査の器具】についてお伝えしたいからです。

昨年、弊社でも10Mのロングポールを導入しました。


※奥村さん(183㎝)と一緒に

今までは3階建ての3階窓上に散水しようとすると、3連梯子を使いそこから試行錯誤して散水器具をセットするか、一旦屋根に上がり屋根から身を乗り出して散水器具をセットするという、ちょっと危、、、失礼。アグレッシブな方法をとっていました。
場合によっては、散水調査の為だけに簡易的に足場を仮設したりもしました。


※2階窓上への散水の様子

このポールのおかげでこれからは、3階部分への散水が楽に行える、、、はずでしたが、事件は現場でおきました。

今までの3~5Mのポールは、三脚を改造したもので固定していたのですが、10Mのロングポールは重量があるので、6尺の脚立で固定して使おうと算段していました。
セットしている最中から嫌な予感はありました・・・。

いかんせん重すぎるのです。

セットを完了していざ散水を開始した直後、倒れました。

正確には倒れる直前にキャッチしたので被害はなかったのですが、水圧をかけた瞬間にぐらついた反動で6尺の脚立ごともっていかれました。
何度か試行錯誤したものの安定はせず、もはやこのポールを固定して使う術が思い浮かばないのと同時に、ロングポール代金ン万円が頭をよぎります。

『これ、使えないンじゃね?WW』

その後は苦肉の策として、壁によりかけて〈T字〉と呼ばれる散水器具で使用することにしました。

この方法だと倒れはしないのですが、散水範囲が広くなり絞り込みには不向きです。
そこで、新たなT字を作成しました。
名付けて〈幅狭君 よりかかりver.〉ですW

 

このブログを書いている現在は、まだ実践デビュー前ですが、今後の活躍に期待したい一品です。

ではでは。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 内田博昭

 

 

 

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