雑談・社内情報

昨今の価格上昇について

2022.10.20

2022-10-20

本日のスタッフブログは、二宮が担当いたします。
今回は皆様の生活にも多々影響を与えているでしょう昨今の物価上昇について書きたいと思います。

コロナ禍に始まったこの世界情勢の著しい変動から来る昨今の物価上昇、食品から日用品からあれもこれもと次々に値上げのアナウンスが続く日々となってしまいました。
もちろん我々建築業界も決して対岸の火事等ではなくしっかりと値上げの影響を受けております。
この原稿を書いている現時点(2022.08.26)で昨年9月に1回目の値上げ、そして今年5月には2回目の大幅な値上げがアナウンスされ、流石に我々施工会社だけではなく、お客様へご提出するお見積りの価格にも影響が出始めてしまうのではと懸念し始めたその矢先、更なる原材料価格の大幅な上昇、原油価格の高騰に加え輸送コストも上がってきております。
そういった諸々が積み重なった結果、なんと早くも今年の10月には大手塗料メーカーが3度目の大幅な値上げのアナウンスがされました。

この一連の大規模な値上げ率は昨年までの通常価格と比較するとその数字は現状で1.5倍から2倍の価格上昇というとんでもない状態が続いております。
また1度上がったものはそうそう簡単に下がることはありませんので、今後数年は、建築業界だけに限らず世の中がこのような状態が続き、更には再々々々々々…値上げのアナウンスも懸念されるような現状ではございます。

それを世の中のせいにして嘆いているわけにはまいりませんので、今こそが文字通り日頃培っている企業努力をさらに発揮させるべき時だ!と、そう自分に言い聞かせております(笑)

材料の値上げによりお客様へ直接影響が反映される箇所と言えば、もちろんご予算、価格もそうですが、やはり工事の品質や仕上がり具合、この辺りが直接影響が反映される箇所ではないでしょうか。

一部で聞いた業者の話ではありますが、今までのように単に自分の儲けを多くする為だけではなく、材料の値上げによって儲けどころか赤字を防ぐために、今までよりも更に「塗料の質を落とす、工事の工程を減らす、仕様書には記述があるが必要ではない工程を抜かす」等々、今までの話でも十分に非常識な話ですが、さらに耳を疑いたくなるようなひどい話です。
お客様の大切な建物、工事、仕上がりに影響が出るような、そんな方法は全くの論外です。
「方法」ですらありません、こんなものは単なる「手抜き工事」です。

そんなことを行わず、いかにお客様への影響がなく、もちろんクオリティーを保ったままで、我々施工業者とお客様、皆が満足できる、誇れる工事を行うか。
その為に我々は何ができるか、何を変えていくか。
営業と職人が一丸となって頭を絞り、アイデアを出し合って日々会議を進めております。
材料によっても使用期限の長いもの、長期保存しても影響のない材料などは値上げ前にあらかじめ確保しておくことで対応できますし、施工自体も工事の時期を弊社主導で都合の良い時期で着工させて頂ける場合等、弊社とお客様とでお打合せをさせて頂き、都度値上げに対抗していく手段、方法を探っていければと思っております。

値上げが値上げがと私が勝手に日々感じている事柄等を書き連ねただけになってしまいましたが、そうは言いつつも、値上げとは関係なく、金額変動の影響が出ない工事で済む様な場合もございますので、やはり今現在で気になる個所や、ご検討中の事などがございましたら、どんな小さなことでも大丈夫です、お気軽に1度プロにご相談ください。

お見積り、ご相談は無料です。
また、新たに建物の無料診断もやらせて頂いておりますので、この機会に是非ご検討ください。

 

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 二宮圭太郎

 

 

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