雑談・社内情報

ブランコ作業 ~一人前になるまでの物語~ 12話

2022.12.9

2022-12-09

本日のスタッフブログは、奥村が担当させていただきます。
このブログは、私がブランコ(ロープワーク)作業を本格的に行えるようになるまでの物語を書かせていただきます。
最後まで読んでいただければ幸いです。

前回のブログは、作業中にカッターの刃が吹っ飛び、心臓がギュッとなる体験をした事と合計で5時間半ブランコ作業を行い過去最高に疲れた日の事を書かせていただきました。

数日後、職人のNさんと前回の施工箇所に既存外壁色に近い色の塗料を塗布する作業とガラスクリーニングです。
現場に到着後、朝一に既存外壁色の調色作業を行いました。
調色作業とは基盤となる色を決め、その塗料に各色を足し入れ既存の色に近づけて行く作業なんですけど、この作業がなかなか難しいんです。
経験豊富なNさんでも完全ピッタリな色に出来上がる確率はかなり低く、だいたい似てるかな?ぐらいで止め、塗装することで失敗が少なくすみます。
そのまま続けて色を作り続けていますと、泥沼にハマり、時間と精神にくるのでだいたいのところで止めるのが無難です。

午前中、施工箇所をNさんが作った色で塗装を行い、午後私がガラスクリーニングをすることになりました。
問題なく、Nさんが塗装を完了して、昼食を軽くとった後、準備して降り始めました。
ガラスクリーニングの作業は、あまり難しくもなく、時間がかかるような作業ではないのですが、最後の工程でスクイジを使う際に水が下に落ちるので、降りる箇所の下が歩道だとかなり精神にくるだろうと覚悟して挑みました。

9階のガラスから作業を始め、水が落ちるたびにドキッとしながら頑張っていると途中から少し風が出てきて落ちた水が風に煽られコーンバーを超えて落ち、下のNさんが範囲を広げてフォローしてくださいました。状況を見ながら、作業を進め低層階まで降りれば怖さもあまりなく、スムーズに進み約1時間ぐらいで終了、この現場が無事問題なく終わったと感じ、ものすごく安堵しました。

その後も、似たような現場やこの幅降りれないだろう‼みたいな感じの現場など、なかなか険しい経験を重ねながらも大きい問題もなく、一生懸命働き続け、入社して9年目になっていました。
この年は、新入社員が入社し、自分と行動して作業全般(ロープワーク含む)を教えることになりました。

新しい社員さんの前職は、音楽スタジオの店長をやられていた大沼さんです。
日本外装スタッフブログの「見習い現場管理・大沼がゆく!」も、ぜひぜひ読んでみてください。

年は自分より少し上で、真面目で清潔感もあり、話しやすく落ち着いている感じの良い人で建築関係に来そうな人種じゃない感じのオーラが出ていました(笑
自分がこの人を教える立場で大丈夫なのだろうか⁉と考えもしましたが、出来るだけ分かりやすく教えていこうと思い頑張ることにしました。

今回はここまでにしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

日本外装株式会社
サービスプランナー 奥村直人

 

 

 

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