社長ブログ

屋上防水工事の話-その1

2012.4.9

平成24年4月9日(月曜日)

当社の活動状況→本日の工事進捗状況

著書→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界』

今日は屋上防水工事の話。

当社に屋上防水工事の問い合わせや見積依頼があったら、
まずは実際の現場を下見をさせて頂くことになります。
この下見の時点で建物の現況をしっかり把握することがとても重要です。
現況を正確に把握してこそ、初めて良い提案ができるワケです。

既存の防水層と保護仕上げの確認。
劣化状況、傷み具合の把握。
屋上の形状、架台などの役物の有無と量。
立地条件と周辺環境。
建物そのものの形状と、そのことが屋上に与える影響。
陽当りの具合、近くに公園や校庭・グランドがあるか?
などなど・・・・・・・・
あらゆる角度から現況を観察し情報を収集します。

そして、まず初めに考えるのが、
現時点で、本当にこの建物は屋上防水工事をやる必要があるのか?
仮に必要だとした場合、緊急性があるのか、
それともまだ数年は大丈夫なのか?
自分がこのビルのオーナーだったらどうするのか?
ようするに、
そもそも屋上防水をやるべきかどうかを自問するのです。

で、一番多いケースが、
確かに屋上防水工事をやったほうが良いのは間違いないけど、
今すぐに慌ててやらないとマズイ、と言うほどでもない。
というケースです。

RC造や鉄骨造の建物であっても、
竣工から10年とか15年も経てば、
メンテナンスをしたほうが良いのは当然のこと。
でも、お客様が心配されているほどのことではない。
そんなに慌ててやる必要は全くないのです。
とにかく、慌てず焦らず、じっくりと考えましょう。
と、そんなことをお客様にお話しするケースが多いです。

そして、次に考えるのが、
『屋上防水をやる場合、この建物に最も適した工法は何か?』です。

ウレタン防水なのか、FRP防水なのか、
塩ビシート防水なのか、はたまたトーチなのか?
ここからが、まさにプロフェッショナルとしての腕の見せ所です。
業者によって防水工事に対する思想や考え方が違う、
そして、その違いが、先々の耐用年数に響いてくるのです。

と・・・

この話、かなり長くなりそうなので、
今日のところはこのへんにしておきます。
続きはまた次回に。
出来るだけ早めに更新できるように頑張ります。
ではでは。

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