社長ブログ

ちょっとだけ残念な工事。

2014.8.18

平成26年8月18日(月曜日)

当社の活動状況→本日の工事進捗状況

午前中、雨漏りの現調に行ってきました。

かなり年季の入った雨漏りで、これまで色んな業者さんが雨漏りを止めるための工事をしてきたけど、全く改善していないという物件です。
もともと当社には、他の業者さんが止められなかった雨漏りの相談が多いのですが、最近は特に多くなった気がします。
雨漏りの専門的な知識を持たない業者さんが増えてきたからだと思われます。

資本主義、自由競争の世の中なので、いろんな業者さんが参入してくるのは仕方がありません。
最低限の法律や規制はあるものの、低レベルな業者さんや悪質業者の市場参入を防ぐのは難しいのが実情です。
また、我々としても迂闊に名指しで批判したり注意喚起するわけにはいきません。
名誉毀損や営業妨害で訴えられるリスクがありますので。
身も蓋もない話になってしまいますが、やはりお客様自身で自己防衛してもらうしかないのかもしれませんね。

さて、他業者で止められなかった雨漏り案件には大きく分けて2つのケースがあります。
一つは、ちょっと惜しいナ・・・・という工事をしてあるケース。
もう一つが、全くトンチンカンな工事をしてあるケース。

前者の場合は、お客様にさほど大きな損失はありません。
いわゆる画竜点睛を欠くという感じの工事が多く、我々が少し手を加えることで雨漏りを止めることが出来る場合が多いです。
まあ、ちょっとだけ残念でしたね、という程度の話ですみます。

問題は後者のケースです。
これらの案件の場合は、我々が改めて工事をする際に、それらの前回工事部分を全て撤去するための余計な費用が発生することもあります。
また、ひどい場合には、かえって雨漏りを悪化させてしまっていたり、別の雨漏りを誘発してしまっている場合もあります。

最近は後者のトンチンカンな工事をしているケースが増えているのが気になります。
いろんな業者さんが続々と雨漏りに参入している影響かもしれません。

ぜひお客様自身にも慎重に業者選びをして頂きたいと切に願っています。
安易に業者を選ぶと、あとあと大きな損害を被ることがありますので。
特に雨漏り診断や調査を無料でやる業者さんには要注意です。
診断を無料でやる全ての業者さんがダメだと言うつもりはありませんが、人が動けば人件費とそれに伴う経費がかかるのは当然のことです。
それを無料にすると言うことは、その分の金額はどこかに乗せてあるだけの話です。
本当に無料ではないのです。

話を戻して、今日お伺いした物件は前者のほう、【ちょっとだけ残念】な工事でした。
いわゆる画竜点睛を欠くケースです。
この場合は、我々が点睛を入れてあげれば済む話なので、お客様にしてみれば大きな損失はありませんからね。
不幸中の幸いというか、良かったです。

僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界

音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ

興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。

 

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