社長ブログ

防水工事1年点検。

2014.5.27

平成26年5月27日(火曜日)

当社の活動状況→本日の工事進捗状況

1年前に外装改修工事を施工させて頂いた物件の点検に行きました。
今回、たまたま消防設備点検が実施されることを知ったので、一緒にベランダ防水の状態を点検をさせてくださいとお願いしたのです。
この物件は賃貸マンションなので、普段は専有部であるベランダの状況を見ることは出来ないのです。
そんなワケで、この機会にベランダをしっかりと見させてもらいました。

正直言って、工事後わずか1年で不具合が発生する可能性はまずありません。
にもかかわらず、ベランダを点検したかった理由は、ベランダの管理状況を確認したかったのです。
点検と言いながら、その実、雨漏りの予防と対策、そのための啓蒙活動です。

マンションなどの共同住宅の場合、ベランダは各入居者の専有部になります。
ですので、オーナー様や管理会社さんが勝手に立ち入ることは出来ません。
つまり、ベランダの管理は入居者様の手に完全に委ねられているワケです。

ベランダのトラブルで最も怖いのがドレン(排水口)の詰まりです。
ドレンが詰まると、大雨の時にベランダに雨水が溜まってプール状態になります。
ベランダがプール状態になると、開口部や貫通部からオーバーフローして下階に雨漏りが起きます。
特に、今回の物件の場合、鉄骨造なのでリスクが高いのです。

で、各ベランダを点検した結果、いくつか問題があったのでオーナー様にご報告させて頂きました。

1つは、ゴミ、特にタバコの吸殻が散乱している部屋について。
このまま放置すると、排水口及び竪樋が詰まってしまう可能性があるので、入居者様に掃除をするよう注意換気をしなくてはいけません。
またタバコの火によって防水が傷む可能性もあります。
これは緊急かつ重要な問題です。

2つめは、ゴミ袋をベランダに置いてある部屋について。
量が少ないうちは良いとしても、ゴミ袋の量が多くなると、やはりいろいろ問題があります。
早めに片付けるよう注意喚起をお願いしました。

3つめが、ドレンに雑巾が詰まりそうになっていた部屋について。
基本的にきれい好きな入居者様のようだったのすが、ベランダに干してあった雑巾が落ちて、ドレンに行ってしまったようです。
このように、とてもきれいにお部屋やベランダを使われている几帳面な方でも注意は必要だということです。

上記の結果をオーナー様にご報告して点検終了となりました。
ちなみに、1年前に施工したベランダ防水の状態は万全でした。(←自画自賛)
ま、わずか1年しかたってないので当たり前なんですけどね。(笑)

ではでは。

僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界

音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ

興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。

 

お見積りアイコン簡単見積り
シミュレーション
お問い合わせアイコンお問い合わせ
電話アイコンお電話
お気に入り登録してね!