目視・指触などでシーリングの状態、被着面の欠け、亀裂等が無いことを確認します。
また既存のシーリング材撤去後は被着面が充分に乾燥しているのを確認してから工事をします。
既存のシーリング材をカッター等を用いてサッシを傷つけないように完全に撤去します。
必ず既存のシーリング材の材質を検査し、打ち替えシーリング材との相性を検討します。
サッシ廻りのシーリング材が傷つかないよう打ち継ぎに充分注意します。
撤去後のゴミ、ホコリ等をラスター刷毛等で油分等を洗浄用シンナー等で清掃します。
サッシの角にマスキングテープを貼付け、専用プライマーを刷毛等で充分に塗布します。
シーリングの施工範囲以外にはプライマーを着けないように充分に注意します。
変成シリコーンは薄層未硬化といって、肉厚の取れない部分が硬化しなくなってしまいます。薄い部分を作らないよう、テープをしっかりと角に合わせることが大事になります。
混合したシーリング材(変性シリコーン)をコーキングガンに詰め、目地底にガンのノズルをあてプライマーの可使時間内に充填します。
このときシーリング内に空気が混入しないよう端部からゆっくり充填します。
充填の終わった所から硬化開始前に速やかに目地幅にあったヘラでシーリング材の表面を加圧しながら平滑に仕上げます。
加圧が不十分にならないよう2度ほど往復させます。
作業後の養生・ゴミ等を撤去・清掃し、シーリング材の仕上がり状態を確認します。
後日硬化状態を目視・指触等で確認します。