平成27年5月6日(水曜日)
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何ヶ月か前に『ゼロベース思考』という本を読みました。
著者の前作である『ヤバい経済学』ほどの衝撃はありませんでしたが、なかなか面白く勉強になりました。
ただ、読んでいて一つだけ凄く違和感を感じたことがあったんです。
それは、ある日本人フードファイター(ようするに大食いの人)を、ノーベル賞受賞者のお医者さんと同列に扱っていたことです。
確かに、先入観にとらわれずセロベース思考で物事を考える大切さを伝える事例としては理解できるんです。
でも、やってることはただの大食いですからね。
いくらなんでもノーベル賞と同列に扱うのはなあ・・・と思っていました。
昨夜、たまたまテレビをつけたらマツコの何とかっていうバラエティ番組をやってまして、そのゲストがそのフードファイターの彼でした。
で、興味津々で番組を観ていたのですが、驚くことばかりでした。
まずアメリカでは、大食い番組はスポーツとほぼ同じ扱いというのに驚きました。
スポーツ系のチャンネルで放映されるらしいです。
大食いがスポーツか?・・・と思ったんですが、なんと大食いバトルの大会に5万人以上の観衆が集まるとか。
いやいや、驚くと言うか呆れるというか。(苦笑)
川崎フロンターレのホーム等々力競技場が超満員になっても5万人の半分ぐらいですからね。
大食いバトルを観るために5万人の人がわざわざスタジアムまでやってくるなんて・・・凄すぎます。
日本ではただの大食いでしかないフードファイターが、プロフェッショナルな職業として成立しているわけです。
あらゆる先入観をとっぱらってゼロベース思考で考えても想像すらつきません。(笑)
いい意味でバカなんでしょうね、アメリカって国は。(あくまでもいい意味で)
大らかというか、懐が深いというか。
大の大人がバカバカしいことを大まじめにやる。
バカバカしいことでも大マジメにやれば価値が出てくるということでしょう。
アメリカ人である『ゼロベース思考』の著者にすれば、大食いバトルチャンピオンはノーベル賞と並べてもよいぐらい価値が高かったということでしょうね。
流石に納得とまではいきませんが理解はできました。(笑)
ではでは。
僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界
音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ
興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。