2023-04-04
本日のスタッフブログは、佐藤が担当いたします。
今回は、「ペンキの種類」について書いていきたいと思います。
今の時代、日曜大工用品は何でも揃っております。
DIYするために、ホームセンターに出向きペンキ材を見に行く場合があるかと思います。
塗料を選ぶ際、やはり色と塗りやすさ(施工性)を重点に選ばれるのではないでしょうか。
綺麗に仕上がったら、とてもうれしいですよね。
ホームセンターで手軽に買える塗料には、まず、水性と油性があります。
どちらを選ぶかはそれぞれメリット・デメリットがありますので、一概には言えません。
環境問題を考えるのであれば水性ですが、耐久性(長持ち)を考えるのであれば油性系の方が長持ちはすると思います。
ですが、今の水性系も油性系に劣らず結構長持ちします。
塗りやすさから考えますと水性系だと私は思います。
水性系の塗料で、もしペンキ材がドロドロ過ぎて塗りづらかったら、水で希釈(薄める)すれば塗りやすくなります。
油性系であっても塗料用シンナーで薄めれば塗りやすくなります。
その次に段々と難しくはなりますが、ホームセンターでは簡単に入手出来ない、私たち専門家が使用する材料についてです。
塗料の中に含まれます成分について書いていきます。
塗料自体は、合成樹脂で成り立っており、樹脂に何を使っているかで、アクリル系、ウレタン系・シリコン系・フッ素系などといった種類に分けられます。
これは、高断熱性や高遮熱性、低汚染用、高耐候性などの塗料の性能とは違い、簡単に言えば、耐久性・耐用年数といった分け方になります。
上記4種類の耐用年数としては、アクリル樹脂塗料は5年~8年、ウレタン樹脂塗料は8年~10年、シリコン樹脂塗料は10年~15年、フッ素樹脂塗料は15年~20年程度と考えられております。
耐用年数の高い材料ほど値段も高くなります。
いずれにしても、高性能・高耐久といった材料は、値段との相談になります。
改修工事での相見積もりと言った中で、金額は高いが「高性能・高耐久」も是非頭の片隅に入れておいて下さい。
建物の改修工事は、安い買い物ではございません。
外装改修工事をお考えのお客様は、業者任せにせず、色々と確認をされては如何でしょうか。
日本外装株式会社
サービスプランナー 佐藤博昭