防衛省関連の施設から雨漏りで困っているということで電話があり現調に行ってきました。
場所は都内の1等地になんですが、敷地がめちゃめちゃ広くて余裕があります。
だだっ広い敷地の中にいくつかの建物が立っていて、雰囲気としては大学のキャンパスみたいなゆったりとした感じです。
ただし、大学のキャンパスとは違って入場する時の手続きはめちゃくちゃ煩雑です。(苦笑)
まあ、防衛関連の建物なので当然でしょうけど。
安全保障上というか、機密情報を守る必要がありますからね。
出入り自由でオープンな大学とは真逆です。
正直言って、めんどくさい気持ちはしますが、仕方がありません。
公的な建物であろうが、民間の建物であろうが、雨漏りしてる物件という意味においては全く同じです。
公共の建物だから、あるいは有名な物件だから、という理由でこちらとしての対応や取り組み方が変わることはありません。
特別なことをしたり対応に差をつけるようなことはないです。
とは言え、お客様の個別の事情に合わせた対応は必要になります。
弊社で定期的に仕事をしている宮内庁(皇居)関連や、今回の防衛関連施設などのように、入館の手続きが煩雑だったり、事前に細かい名簿を提出しなければならなかったりと、なかなか面倒で手間がかかることが多いですが、そこは避けては通れません。
公的物件に限らず、最近では大手企業やIT関連企業もセキュリティが厳しくなっていますしね。
話がそれましたけど、今回の防衛省関連施設の雨漏りですが、トップライト絡みが1箇所と、パイプシャフト絡みが1箇所でした。
ようするに開口部と貫通部ですね。
あまり難しくはないと思いますが、油断は禁物です。
国を守るための建物を雨漏りからしっかり守れるよう頑張ります。
ではでは。
1冊目の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界』
さらに2冊目の著書(共著)は建築専門書です→『【図解】雨漏り事件簿/学芸出版社』
1冊目の本は音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ
興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。