平成28年3月31日(木曜日)
今日は2件の雨漏り修理工事をやってきました。
八王子で1件、世田谷で1件。
ともに既存のお客様です。
2件とも以前に当社で雨漏り修理や改修工事をやらせて頂いたお客様なのですが、今回は新たに別の場所から雨漏りするということでした。
1件については当社で改修工事をやらせて頂いたお客様ですので、アフターサービスの一貫として無償で対応します。
当社の改修工事に問題があった可能性は極めて低いですが、当社で改修工事をした後の雨漏りは原則アフターで対応します。
今回の雨漏りの原因は建物の構造的な欠陥によるものと考えられます。
もし改修工事の時点で雨漏りしていたら、当然ながら改修工事の際に対処しますので、今回の雨漏りは起きていなかったことでしょう。
と書くと、なぜ構造的な欠陥を改修工事の際に見逃したのか?とご指摘されそうですが、本件の構造的な欠陥は目に見えない部分のものなのです。
見た目には何の問題もない建物内部の問題。
つまり、雨漏りが起きたことで初めて浮かび上がってくる類の欠陥なのです。
見た目には何の問題もなく、【雨漏り】などの現象が発生しない以上、手の打ちようがないわけです。
というか、その時点では何の問題も起きていないので、手を打つ必要というか、何かをすることがあり得ないわけです。
ですので、当社の改修工事に問題がなかったと断言できるのです。
道義的にも論理的にも当社に責任はないと自信を持って言えます。
それでも、アフターサービスの一貫として無償で対応する理由は、もはや責任の問題ではないからです。
当社に責任がないのは事実ですが、お客様にも責任はありません。
もし責任があるとすれば建物を建てたゼネコンですが、既に瑕疵担保責任期間は過ぎており、今さら責任を問えません。
責任の有無や責任の所在を言ったところで何も解決しないのです。
私たちは、これを責任の問題ではなく、信頼の問題だと考えます。
つまり、こういった想定外の事態があった時に、日本外装がどう動くのか?
日本外装ならどういう対応をしてくれるのか?
そういう期待を含めたうえで私たちを信頼してお仕事を発注してくださっていると考えています。
ですから、その信頼に応えることこそが大切なのです。
責任の有無に何の意味もないのです。
そのような考え方から、日本外装では改修工事や大規模修繕工事をやらせて頂いた物件で雨漏りが発生した場合は、原則としてアフター対応としております。
なぜ無条件ではなく『原則として』かと言えば、改修工事後に他の業者さんが躯体に穴を開けるなどの工事をして、もしそれが原因だった場合などは、流石に当社のアフターで対応するのは難しいので。(苦笑)
いずれにしても、お客様は充実したアフター対応までを期待して、日本外装を信頼してお仕事をくださっているわけです。
私たちにはその信頼に応える責任があります。
当社のような小さな会社がお客様から信頼を失えば全てを失うことになります。
中小企業だからこそ信頼を疎かにできないのです。
ではでは。
僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界
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興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。