平成25年5月17日(金曜日)
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読書が唯一の趣味という雨漏りハンターなんですが、
好きな作家は?
と、聞かれて、まず最初に名前を上げるのは司馬遼太郎。
これについては一貫しています。ずっと変わりません。
しかし、で、他に誰が好き?
と、聞かれた場合に応える作家さんの名前が最近変わってきたんです。
以前は、
城山三郎、清水一行、高杉良・・・という感じでした。
ところが、
最近は、池井戸潤と答えています。
いわゆる経済小説と言われるジャンルですが、
ウィキペディアで『経済小説』を見てみると、
第一世代には城山三郎、第二世代に清水一行、第三世代に高杉良とあって、
池井戸潤は第七世代になっています。
知らぬ間に、第4,第5,第6世代を飛び越してしまったようです。(苦笑)
その3世代を飛び越した理由はわかってるんです。
そもそも、経済小説は高杉良で卒業してた(つもりだった)んです。
20代後半から30代前半、高杉良作品にハマってしまって、
そのほとんどを読み漁った結果、かなり食傷気味になってしまい、
高杉良だけじゃなく、経済小説自体を読む気が失せてしまったんです。
その後、30代後半からは、
ビジネス書と歴史小説を交互に読むのが習慣になり、
しばらく経済小説を読まない時期が続いていました。
キッカケは、直木賞受賞作『下町ロケット』でした。
直木賞受賞で話題になり、知り合いの評判も高かったので、
試しに・・・と、読んでみたところ、不覚にも泣いてしまいました。(苦笑)
次に読んだ『空飛ぶタイヤ』で、完全にハートをワシづかみされてしまい。
雨漏りハンターの心はすっかりハントされてしまったという。(笑)
もし、本を読もうと思うんだけど、
何を読めばいいのかわからない、というビジネスマンがいたら、
ぜひ池井戸潤作品を読んでみてください。
ビジネスマンの心を上手に表現してあるので、
違和感なく登場人物に感情移入できると思いますよ。
面白いです。
あ、『下町ロケット』と『空飛ぶタイヤ』は、
電車の中とか、カフェとか、人目がある場所で読むのはお勧めしません。
涙腺の強さに自信がある人は別ですけど、
そうじゃなければ、たぶんヤバイ感じで泣いちゃいますから。(笑)
ではでは。
僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界
音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ
興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。