平成27年11月17日(火曜日)
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屋上やベランダにエアコンの室外機がよく置いてあります。
屋上防水工事やベランダ防水工事の際、この室外機の架台の処理がポイントになってきます。
たいていの場合コンクリート製やプラスチック製の架台の上に室外機が置かれています。
改修工事で防水をする際には、この架台の下を施工するためにこのような置台を使用します。
正式名称(正式な商品名?)は、防水工事用【室外機仮置き台】です。
業界用語(俗語)で『馬』と言うこともあります。
施工方法としては下記の手順となります。
1)室外機仮置台の上に室外機を乗せて架台を一時的に撤去します。
2)他の平場と同時に架台の下まで防水をシームレスに(一体化させて)施工します。
3)一通り防水工事が終了した時点で架台を戻し仮置き台を撤去します。
4)仮置き台の脚があった部分をウレタン防水処理します。
なお仮置き台の脚は先端が尖っており、最後のウレタン防水処理の範囲が極力小さくなるように工夫されています。
このような特殊な工具類を駆使することで、防水塗膜の品質を維持できるのです。
ではでは。
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