2023-03-31
本日のスタッフブログは、奥村が担当いたします。
このブログは、雨漏り調査で体験した話を書かせていただきます。
最後まで読んでいただければ幸いです。
今回ご紹介する物件は、横浜市にある戸建て木造のお宅です。
雨漏り箇所の写真です。
1F天井・見切り部から漏水がしており、大雨や台風など雨量が多いときに雨漏りするとのことでした。
漏水部分に関して劣化は、見られません。
漏水箇所の真上の外壁図です。
まず、最初に漏水箇所真上に位置するサッシ中段あたりから散水を開始。
散水中写真です。
散水22分ほどで、診断対象位置から漏水がありました。
室内漏水写真です。
この散水でサッシ・ベランダ防水どちらかに不具合があることがわかったので次はベランダ防水だけに散水を行います。
散水中写真です。
ベランダ防水に45分散水を行ったが漏水はありませんでした。
そして再度、サッシ皿板部から散水を行います
散水中写真です。
散水15分ほどで、診断対象位置から漏水がありました。
室内漏水写真です。
ここまでの散水で、サッシの不具合で漏水している事はわかりました。
ただ、他の箇所からも侵入している可能性があります。
次にベランダ腰壁とその外側の外壁同時に散水を行いました。
散水中写真です。
60分散水を行ったが漏水はありませんでした。
次にサッシ左側外壁上部から散水をしました。
散水中写真です。
60分散水を行ったが漏水はありませんでした。
今回の漏水原因も前回同様サッシまわりの突きつけ、パッキンなどの劣化部等から雨水が侵入し外壁の中、二次防水シートの裏にまわり漏水位置に雨漏りが発生した流れです。
この建物は、漏水箇所の真上にサッシ・ベランダ・外壁・腰壁・腰壁外側外壁・斜壁など被疑箇所が多かったので、調査に2日ほどかかるかなと思っていましたが最初にサッシから出てくれたのでスムーズに進み、他の箇所からの漏水もなく1日で終わることができました。
最後に自社ではサーモグラフィーでの調査も行っております。
その写真です。
今回は、ここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
日本外装株式会社
サービスプランナー 奥村直人