平成27年1月27日(火曜日)
当社の活動状況→本日の工事進捗状況
1月25日(日曜日)に、館山若潮マラソンに参加してきました。
結果は、何とか無事完走することが出来ました。
タイム的には微妙な感じですけど、最後まで一度も歩くことなく走り切れたのでとりあえず良しとします。
ま、走り始めて9ヶ月の素人ランナーとしてはまずまずのほうだと思います。(←自分で言うな・笑 )
去年の5月にはわずか2kmすら走れなかったことを考えれば、大きな成長と言っても良いでしょう。
これからも継続していきたいと思います。
備忘録として当日の記録をつけてみましたので下記に転載いたします。
これからマラソンにチャレンジしてみようと言う方や、走ることに興味がある方にお読み頂ければと 思います。
そうじゃない方にとっては、全く面白くも何ともない話なのでどうぞスルーしてください。(笑)
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【平成27年1月25日(日)館山若潮マラソン完走記】 ※備忘録として※
朝4時に起きて顔を洗い朝食に餅4個を食う。→
着替えて出発の準備を整えてから、運転手として強制的に同行する長男を5時に叩き起こす。→
若葉マークの長男の運転で第三京浜~首都高~アクアライン~館山道経由で7時半すぎに雨漏り110番 館山店・ハウスリペイント佐々木塗装さんの事務所に到着。本日の活動拠点にさせて頂く。心から感 謝。→
佐々木社長の出迎えを受けて、完走後には館山の美味しい魚を食べながら祝杯をあげようと約束する 。→
マラソン会場に行って受付を済ませる。会場まで徒歩3分と驚くほど近い。→
車に戻り、ウエアにゼッケンを取り付けたり、ランシューにICタグを取り付けたり、ウエアに着替えたり、最終的な準備をする。→
9時すぎに再び会場に行ってトイレなどを済ませ、息子にスタート前の勇姿を撮ってもらう。→
(今日のウエアは川崎フロンターレ2008ユニ中村憲剛モデル)
スタート地点に並ぶ。10時の号砲まで約20分、軽く柔軟してスタートを待つ。→
10時スタート。→
スタート渋滞のノロノロ歩きから徐々にペースが上がってくる。想定タイム4時間~4時間半のスタートグループだったので、1km過ぎた頃からだいたい1キロ6分のペースで安定してくる。→
天気に恵まれて風もなく海沿いのコースがとても気持いい。ついついペースが上がってしまう。去年の5月からジョギングを始めたのだが、走ることが楽しいと初めて思った瞬間だった。→
走るのがあまりにも楽しくて気分よく走ってるうちに、気がついたら1キロ5分半のペースまで上がってしまっている。→
でも、なんだかこのまま最後までイケそうな気がしてくる。このままの速いペースで最後までいけたら4時間ちょっとでゴール出来るかもしれない。スゴイぞ、俺。すこぶる気持ちが良い。いや、サイコーだ。→
だが、楽しかったのは12~13キロぐらいまでだった。(笑)徐々にきつくなってきて、15キロ過ぎか らは既に後悔し始める(苦笑)。→
やはり実力以上のオーバーペースだったと悟る。徐々にペースが落ち始めた。このレースは後半に過酷な峠越えが待っているのにこれはヤバイと心が乱れる。→
ハーフを過ぎたあたりからは1キロ刻むごとに少しずつペースダウン。→
23キロを過ぎ峠に入る。登り坂が増えてきて完全に足が重くなる。1キロ6分半ぐらいまでペースダウンしてしまう。→
もはや全く楽しくない。全てが苦痛でしかない。今すぐに走るのを放棄したい気分だ。(笑)足が全く上がらないのだ。太腿も痛い。ふくらはぎも痛い。足の裏も痛い。足の裏には間違いなくマメが出来ているはずだ。→
苦しみ&辛いという負の感情しかない中、歯を食いしばって峠を登り続ける。25キロぐらいからは歩いているランナーが増え始める。苦しそうな表情で歩いたり止まっているランナーを横目で見て、前回の初マラソンでリタイヤした時の自分を想い出す。→
そして、固く決意する。今日は絶対に歩かない。タイムなんかどうでもいい。絶対に最後まで歩いたり立ち止まったりしない。その1点だけにモチベーションの全てを集中させよう。→
30キロすぎ、館山若潮マラソン名物の急坂が目の前に壁のように立ちはだかる。もはや歩いているランナーのほうが圧倒的に多い。その中を必死に腕を振って走る。スピードは遅くなっても絶対に歩かない。歩いてるランナーを1人ずつかわしていく。歩いたら負けだと念じながら。→
もうすぐ峠の頂点だ。ここを乗り越えれば楽になる・・・・・・・・はずだったのだが、急坂を登り切ったら下り坂だ。当たり前だ。海辺まで続く長い下りの急坂。これが本当にキツかった。登りよりも辛いと思った。太腿もふくらはぎも足裏も悲鳴をあげている。ただただ引力を利用して惰性で走り続ける。登り坂で7分20秒ぐらいまで落ちたペースが下り坂なのに全く上がらない。このへんが自分の限界なのだと感じる。あとはこのままペースダウンしていくことを覚悟する。→
きつい下り坂が終わり海沿いのフラットなコースに戻る。しかしペースは全く上がらない。脚が痛い。脚が棒になるとはこのことを言うのだろう。感覚が全くない。ゴールまで8キロぐらいなので最悪残りを全部歩いてもたぶん制限時間内にゴールはできる。でも歩かないぞ。絶対に走り切ろう。それだけがモチベーションなのだ。もし一歩でも歩いたらそこで心が折れてしまうかもしれない。→
35キロをすぎる。歯を食いしばって走り続ける。歩くランナーや立ち止まるランナーが多くなる。でも俺は絶対に歩かないと決めたのだ。→
そんな中で、沿道の観衆に笑顔で『ありがとうございます』とお礼を言いながら走る爽やかな若者に追い越された。なんてナイスガイなんだ。素敵な青年だ。そして、すごく余裕のある走りだ。後ろから見ていてもペースが安定しているのがよくわかる。→
とっさに『よし、彼についていこう』なぜかそう思った。理由はわからないが、彼について行きたいと思ったのだ。ここで一気にペースを上げることで脚がぶっ壊れてしまうリスクもある。しかし、仮 にそうなったとしてもそん時ゃそん時だ。あと6~7キロなんだから最悪歩いてでもゴールはできる。それよりも、今、あのナイスガイについて行かなければきっとあとで後悔するだろう。よし、ついていこう。→
ペースが1キロ7分半から一気に6分半ぐらいまで大きくスピードアップ。完全にギアチェンジだ。足が辛い。でも待てよ、確かに辛いけど、1キロ7分半でも1キロ6分半でも辛いことにさほど変わりがないってことに気づく。ナイスガイの背中を必死に追いながらペースを上げていく。→
残り2キロの表示。もはや何も考えられない。ただただ必死に腕を振る。ナイスガイはいつの間にか視界から消えた。引き離されてしまったのか。逆にいつの間にか追い越してしまったの、それすらわからない。頭の中は完全に空っぽだ。→
ゴールが見えてきた。必死のラストスパート。(と言ってもたいしてスピードが上がったワケではない・笑)→
そして無心でゴールを走り抜ける。(無心のはずなのになぜか両手を上げてフィニッシュしていました・笑)→
ゴールした瞬間、脚が全く動かなくなる。歩くこともままならない。ランシューに取り付けたICタグを外したいのだが、しゃがむことができない。見かねた親切な係の人が笑顔で外してくれた。ありがたい。→
完走証をもらって息子と合流。息子の肩を借りながらベンチまで歩き、座り込む。爽快感はない。ただただ足が痛い。(苦笑)多少の達成感はあるが、それよりも安堵感のほうが大きい。よくここまで辿りつけたという安堵感で胸がいっぱいだ。→
ゴール付近まで応援に来てくださっていた佐々木社長ご夫婦と合流し一緒に車までヨチヨチ歩きで戻る。→
アンダーウエアーが汗びっしょりで体が冷えきっているのですぐに着替える。→
足が攣りはじめ、しばらくすると全身が痙攣。おそらく極度の疲労とエネルギーや塩分の欠乏が原因だろう。→
あわててエナジーゼリー2種類を飲んで、ベンチコートにくるまって助手席で横になる。→
佐々木社長から『今日はこのまま早く帰ったほうがいいよ』と気遣われ、自分自身でもお酒が飲める状態じゃないな、と悟り、館山での祝杯を断念して息子の運転で早々と帰路につく。→
館山道~アクアラインの渋滞の中、息子とじっくり親子の対話。いや、対話と言うよりも訓話だな。 (笑)教育的指導と言うべきか。強制的に運転手として同行させられた息子だが、それなりに感じるものはあったようで、いつか一緒に走りたいと言う。望むところだ。お前には負けない。(笑)→
19時半すぎに家に着く頃には階段以外は普通に歩けるまでに回復。→
帰宅後、体重を測ったら何と56.9kgまで落ちていた。去年の今頃の体重と比較すると17.6kgの体重減だ。風呂で顔を洗うと自分の顔が一回り小さくなっていることがわかる。(笑)→
軽めの食事。朝から何も食べていないので昼食兼夕食となった。→
食事が終わったら入念にストレッチをして歯磨きして早めに寝る。→
翌朝はいつも通り5時半に起きて6時すぎには出社。→
通常仕事モードにスイッチオン。
これにて2度目のフルマラソンチャレンジは無事に終了。
前回の途中リタイヤの悔しさをいくぶんは晴らすことが出来たと思う。
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と、まあ、こんな感じのマラソン初完走でございました。
フルマラソンを走っても翌日はいつも通り普通に仕事をするのが自分に課したルールです。
自分を鍛えるために始めたランニングで、体を壊したり、仕事をおろそかにしたら本末転倒なので。
自分はアスリートではなく、あくまでも経営者です。
フルマラソンの参加は当日完結することがが前提となります。
さて、次は4月のかすみがうらマラソンです。
今回の記録を更新することが目標になりますね。
今後はマラソン大会に参加するたび常に自己ベストを狙って精進いたします。
ではでは。
僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界
音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ
興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。