テストハンマー等で打診し、浮の状態と範囲を調べてマーキングして行きます。
欠損部の脆弱部分をはつり機・皮スキ・ワイヤーブラシ等で全てはつり取った後、モルタルを平滑にできるよう周囲のパターンをカップリングブラシで落とし、埃等をしっかりと除去、清掃します。
※下地が濡れている場合は十分に乾燥させます。
プライマーを刷毛等で被着面に塗り残しの無いよう塗布します。
その際プライマーの混合を正確にするよう気をつけます。
プライマーの粘着のあるうちにエポキシ樹脂モルタルを金ゴテ等で十分押さえ込みながら充填し、十分乾燥させてから圧着モルタルをクシ目ゴテ等で塗布します。
圧着モルタルが乾燥する前にもみ込むようにしてタイルを貼り付け、タイルが割れないようプラスチックハンマー等で軽く叩いて行きます。
圧着モルタルが十分乾燥したら目地モルタルで目地詰めを行います。
作業後の養生・ゴミ等やタイルに付着した目地モルタル等を撤去・清掃し、エポキシ樹脂モルタル・タイルの仕上がり状態、硬化状態を目視・指触等で確認します。