スタッフブログ

外壁塗装のカギは下地処理!塗装工事までの流れをご紹介します

2024.1.16

外壁塗装のカギは下地処理!塗装工事までの流れをご紹介します

本日のスタッフブログは、佐藤が担当させていただきます。
今回は、「外壁塗装工事における下地補修工事から塗装工事までの流れ」について、お話しさせて頂きます。

外壁の劣化(チョーキング現象など)が始まり、そろそろ塗り替えをご検討中のお客様は、是非とも参考にして頂ければと思いますので最後までお読みいただければ幸いです。
※チョーキング現象とは・・・白亜化現象とも言い、外壁を触った時に白い粉がつくことをいいます。外壁の塗膜劣化が現れたものです。

非常に重要な下地処理の流れをご紹介いたします。

『防水塗装は下地が命』
私たちプロの職人の世界には、このような言葉があります。下地処理が不十分だと、せっかく高品質の塗料を塗っても本来の塗料の性能が発揮されず、長持ちしなくなります。ご注意ください。

まずは外壁調査(打診・目視)

最初に行うのは外壁調査です。
調査には、打診調査もあれば、目視調査もあります。今回は、目視調査によってクラックが発生した箇所を補修する手順をご紹介します。
※クラックとは、亀裂やひび割れのことをいいます。

クラック(亀裂やひび割れの補修)

外壁のクラックの写真

外壁のクラック部です。クラックが見つかった場合は、そのクラックから雨水等が侵入しないように補修します。

クラックをUカットしている写真

ひび割れ部をUカットします。

切り込み部分にシーリングプライマーを塗布する写真

切り込み部分にシーリングプライマーを塗布します。
※プライマーとは、接着性をよくするための材料です。

切り込み部分にシーリング材を充填する写真

シーリング材を充填します。

シーリング材を均している写真

シーリング材の充填が終わりましたら均します。
クラック部に擦り込むように均していきます。

切り取った目地にモルタル用のプライマーを塗る写真

カットした目地を目立たないようにする為にモルタルにて埋める訳ですが、そのモルタル用のプライマーを塗ります。

目地に樹脂モルタルを充填する写真

プライマーを塗り終えましたら、次は樹脂モルタル充填です。

充填したモルタルを平らにしている写真

樹脂モルタルを充填しましたら、そのモルタルを平らに押えなければなりません。

下地補修をした箇所に近似パターンをつける写真

下地処理が完了した箇所は、表面がツルツルになっていますので、近似パターン付けを行います。
※パターンとは、外壁の模様のことをいいます。

パターン付けが終わりましたら、下地処理完了となります。

ここまでの工程は、非常に大事な工程になり重要です。

ここからが、外壁塗装工事の本番です。

下塗りの写真

最初に下塗りです。今回は、関西ペイントのアレスダイナミックトップシリーズを使用。下塗り材は、アレスダイナミックフィラーです。

↓関西ペイントのアレスダイナミックシリーズHPはこちら
https://www.kansai.co.jp/alesdynamic/

中塗りの写真

中塗りです。アレスダイナミックTOPを塗ります。

上塗りの写真

上塗りです。2層目のアレスダイナミックTOPを塗り完了となります。

外壁塗装における注意点

外壁塗装工事において、いきなり下塗り材から上塗り材をしても、最初は綺麗ですが寿命は長くありません。一番最初の写真のようなクラックを甘く見ていると、数年でクラックが再発し、雨水等が浸入し雨漏りの原因になります。

お客様の問合せで、『4~5年前に塗装工事をしたのに雨漏りがしました。』とよくご相談をいただくことがございます。雨漏りの原因は色々ありますが、下地処理があまかったということもひとつの原因があると思います。

弊社、雨漏り工事担当の内田が書いたブログをご参考にどうぞ!

こちらは一次防水補修(塗料やシーリング材を駆使して)をしっかり行うことで雨漏りが防げるという内容が書かれています。ご興味のある方はぜひご覧ください。

改修工事をお考えのお客様へ

建物のリフォームは、100円・200円の買い物ではありません。業者選定はとても大事です。必ず3社以上の業者からお見積りをとり、比較検討してください。
その中の1社にぜひ、日本外装を入れていただければ幸いです。何卒宜しくお願い致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

日本外装株式会社
サービスプランナー 佐藤博昭

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