本日のスタッフブログは、内田が担当いたします。
突然ですが、皆さんは『肌合わせ』という言葉をご存じでしょうか?
いきなり下ネタをぶっ込んでいるわけではありませんW
肌合わせとは、外壁などの不良部分を補修した後に、既存のテクスチャー(パターン)に合わせた模様付けをすることで、補修跡を目立たなくさせる工程です。『近似パターン付け』などと表現する場合もあります。
■吹付だったり・・・
■砂骨ローラーだったり・・・
■特殊なローラーやコテ塗りで再現してみたり・・・
何気に職方の腕と経験が重要な工程だったりします。
そんな重要な工程である肌合わせですが、最近ものすごいアイテムをゲットしました!
表題の『魔法ローラー』です。
最初塗料発注先の商社の方が、触れ込みで教えてくれたのですが、新商品好きの私は迷わず発注しました。
この商品は、吹付柄をローラーで再現できるという物で、『玉吹き』、『ヘッドカット』、『リシン』と呼ばれるテクスチャーにそれぞれ対応できるとの事です。
実際に吹付柄の肌合わせをする場合、小さいものであれば、吹付手動ポンプなどの補修器具を使うのですが、補修範囲が広い場合は吹付機械を使用します。
この機械を使った吹付作業の際は、念入りな飛散防止養生が必要になります。作業手間よりも養生手間の方がかかる事もザラにあり、また建物の立地状況によっては吹付機械の使用すら躊躇してしまう事もあります。そんな時に吹付柄をローラーで再現できるというのは非常に魅力的なのです。
さてこの商品、ちょっと前にブログでもお伝えした、クラック補修テクスチャーノンカット工法でお馴染みのヤグチ技工さんの商品となります。
非常に革新的な商品をだしていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
そんな夢のある魔法ローラーですが、なんと、大人気らしく納期は未定とのこと。
やっぱりみんな考える事は一緒なんだなぁと思いました。そんなこんなで、待つこと1か月。
半ば存在を忘れていたところ、ついに届きました。
本来であれば、ここから社内でのテスト施工の様子をお伝えしたかったのですが、なかなか職方と都合が合わず、今現在テスト施工には至っていません。
機会があれば、このテスト施工の様子をアップしますので、気長にお待ち頂ければと思います。
それでは、今回はこのへんで。
ではでは。
日本外装株式会社
サービスプランナー 内田博昭