本日のスタッフブログは、奥村が担当させていただきます。
このブログは、雨漏り調査で体験した話を書かせていただきます。最後まで読んでいただければ幸いです。
今回紹介する物件は、相模原市にある木造2階建ての戸建てです。
1階室内壁上部から漏水しているとのことで散水調査をすることになりました。
それでは、散水調査開始!
①漏水箇所真上にあるシャッターボックスと瓦屋根取り合い部に散水
【散水中写真】
90分散水、診断対象位置から漏水はありませんでした。
②2階 樋バンド根元と外壁クラック部分を同時に散水。
【散水中写真】
約90分散水、診断対象位置漏水がありました。
③2階 サッシ下部のクラック部分に散水
90分散水、診断対象位置から漏水はありませんでした。
④2階 サッシ上部のクラック部分に散水
【室内漏水写真】
約90分の散水で、診断対象位置から漏水がありました。
調査結果は・・・
④のサッシ上部のクラックに散水したら漏水が再現できました。このことから、外壁内にある二次防水シートの不具合(シートの劣化または貼り方の不出来)により雨水が室内に侵入し、雨漏りしたと考えられます。
③のサッシ下部のクラックに散水しても漏水の確認ができなかったのは、クラックから雨水は染み込んでいくのですが、外壁内の防水シートが正常なので室内に侵入しなかったと考えられます。
今回は、ここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
日本外装株式会社
サービスプランナー 奥村直人