本日のスタッフブログは、奥村が担当させていただきます。
このブログは、雨漏り調査で体験した話を書かせていただきます。
最後まで読んでいただければ幸いです。
今回紹介する物件は、保土ケ谷区にある2階建ての戸建てです。
1階室内の天井ライトから雨漏りしているとのことで散水調査を実施することになりました。
漏水箇所の写真です。
散水開始!
まず、最初に漏水箇所真上にある2階のベランダ内の腰壁と平場に散水します。
【散水中写真】
100分散水、診断対象位置から漏水はありませんでした。
次に2階ベランダ外側の外壁に養生を施し散水しました。
120分散水、診断対象位置から漏水はありませんでした。
次に2階ベランダ外側の外壁クラック部単体に散水します。
【散水中写真】
約120分の散水で、診断対象位置から漏水はありませんでした。
再度、2階ベランダ外側の外壁に養生を施し散水します。前回より少し長めに散水していきます。
【散水中写真】
240分散水、診断対象位置から漏水はありませんでした。
次に、2階ベランダ内サッシ側の外壁に散水。
【散水中写真】
約150分で、診断対象位置から漏水がありました!
【漏水結果写真】
これで終わりではありません。
まだまだ怪しいところを調べていきます。
次に、ベランダ内の平場・排水溝部に散水していきます。
約170分で、診断対象位置から漏水がありました。
【漏水結果写真】
もう少し調べていきます。
最後に、ベランダ内平場に貯水し、漏水があるか調査をします。
【散水中写真】
240分散水、診断対象位置から漏水はありませんでした。
調査結果・・・
今回の散水調査に関して、外壁側には問題はなく、ベランダ内にある排水箇所内部の不具合から漏水しているということがわかりました。一番最初の散水で、漏水具象が起こらなかった要因は水量不足か散水時間の短さによるものだと思われます。オーナー様からも大雨や台風の時などに漏れるとのことなので、想定以上の雨量がベランダ内に侵入した場合に雨漏りが起こると考えられます。
自社ではサーモグラフィーでの調査も行っております。
今回は、ここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
日本外装株式会社
サービスプランナー 奥村直人