防水について

防水工事の主要材料での分類【ウレタンゴム系防水層】

2015.1.17

防水工事の主要材料での分類【ウレタンゴム系防水層】

ウレタンゴム系防水層

ウレタンゴム系防水層とは、ウレタンゴム系の防水材でつくられた防水層で、その工法には、緩衝用シート、補強布などと組み合わせて所定量の厚さに塗り付けて防水層をつくる塗布工法と超速硬化ウレタンを所定量の厚さに吹き付けて防水層をつくる吹付け工法がある。

塗布工法

塗布工法には、密着工法と緩衝工法がある。密着工法は、塗布したプライマーの乾燥を確認して、ウレタンゴム系塗膜防水材を塗布して補強布を張り付け、さらにウレタンゴム系塗膜防水材を塗り付けて所定の厚さに仕上げる工法である。
緩衝工法は、塗布したプライマーの乾燥を確認して、接着剤を塗布し、オープンタイムを確認して通気緩衝用シートを張り付けた後、ウレタンゴム系塗膜防水材を塗り付けて所定の厚さに仕上げる工法である。

特徴

ウレタンゴム系防水層は、露出仕上げで屋上の用途(歩行用、運動用など)に対応できるという特徴があるが、施工においては、下地の精度や施工時の天候などに厳しい要求条件がある。また塗膜の厚さ確保が非常に難しいなどの問題がある。


吹付け工法

吹付け工法は、塗布したプライマーの乾燥を確認して、超速硬化ウレタンゴムを専用の吹付け機械を用いて、所要の厚さに仕上げる工法である。
なお、吹付け施工できない部分については、ウレタンゴム系塗膜防水材を用いて塗布工法で仕上げる

特徴

使用する超速硬化ウレタンゴムは、文字通り瞬時にして硬化するため、塗布工法のように、硬化時間を必要としないため、外気温や天候によって品質性能が左右されることがない。超速硬化ウレタンゴム系防水層は、露出仕上げで屋上の用途(歩行用、運動用など)に対応できるという特徴がある。


<主なウレタン防水メーカー>

ダイフレックス

AGCポリマー建材サラセーヌ

横浜ゴム ハマタイト アーバンルーフ

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