防水工事における作業工程・施工手順のご紹介
防水工事の作業工程(施工手順)をご説明します。日本外装株式会社では基本を忠実に守り、丁寧過ぎるほど丁寧な作業工程を、さらに丁寧に心をこめて施工します。また常にディスクロージャー(情報公開)を徹底していますので、少しでも疑問を感じたらいつでもお気軽にお問い合わせください。
ご紹介する作業工程は、一例です。実際には、仕様やグレード、材料などの種類によって異なりますのでご注意ください。
ウレタン防水通気緩衝工法|作業工程
施工前
既存の塩ビシート防水が経年による劣化で雨漏りが発生していました。
既存シートの撤去
既存のシートを全部撤去します。
下地調整
撤去後、カチオン系モルタルを使用し下地調整をします。
プライマー塗布
通気緩衝シートを貼るためにプライマーを塗布します。
通気緩衝シート貼り
平場に通気緩衝シートを突き付けで貼っていきます。
接合部処理
接合部は専用テープで接合します。
脱気筒取り付け
シートに通気用の穴を空けステンレス製の脱気筒をアンカーで固定します。
ウレタン防水1層目
平場にウレタン樹脂を規定の量塗布します。
ウレタン防水2層目
1層目のウレタンが硬化後2層目のウレタン樹脂を塗布します。
トップコート塗装
トップコート(保護塗装)を塗装します。
工事完了!
施工後はこのような仕上がりになります。
※天候によって変動があります
塩ビシート防水 機械的固定先付け工法|作業工程
下地清掃
既存の塩ビシート防水の上に被せる機械的固定工法の場合は掃き掃除程度の清掃をします。
下地調整
立上り・排水ドレン周りの既存防水シートは撤去します。既存シートに剥がれや欠損箇所がある場合は適宜処理をします。
絶縁緩衝シート
絶縁緩衝シートを貼ります。仮固定用に接着剤やテープを使用する場合があります。
ディスク板固定
墨出し後、固定用ディスクを取り付けていきます。ディスクは専用アンカー等で固定します。
ルーフィング貼り
ルーフィング(塩ビシート)を貼っていきます。
ルーフィング接合
専用の溶剤を使用して溶剤溶着や専用器具を使っての熱融着でシートを接合していきます。
機械的固定
専用加熱装置でルーフィングの上からルーフィングと固定ディスクを融着させます。
成型役物を取り付け
出隅や入隅に成型役物を取り付けます。
端末処理
リキッドシールを使用して端末処理します。
塩ビシート防水施工後
点検・清掃をして工事完了です。
※天候によって変動があります
FRP防水通気緩衝工法|作業工程
施工前
下地洗浄
高圧洗浄機を使用してコンクリートに付着した苔や埃等をしっかり洗浄します。
下地調整
立上り部分は密着工法になるのでFRP防水が密着しやすいようにカチオン系モルタルで下地を作ります。
通気緩衝シート
平場に通気緩衝シートを貼りシート接合部専用テープで接合し端末はシーリング処理します。
FRP防水
通気緩衝シートの上にFRP防水を施工します。現場ではライニングという言い方をします。ガラスマットを樹脂で挟み込むように塗布ししっかりと専用ローラーで脱泡します。
サンディング
ライニングの後は表面を研磨(サンディング)します。表層面の凸凹やガラスマットの毛羽立ちを除去します。
トップコート
トップコートを塗装します。
施工後
端末処理・清掃して工事完了です。
※天候によって変動があります
お客様には、施工中も施工後も安心していただきたから…
作業報告書で毎日の状況を細かくご報告します
日本外装株式会社では、「立ち会えないので、契約通りに作業が行われたかわからないのが不安…」
私共はこのような不安をなくすために、毎日の作業を写真に残して施工後に報告書として提出します。
これにより、工事の記録が残りますので不正できません。また希望があれば、出荷証明という私共がメーカーからどれくらいの材料を買ったのかわかる証明書も発行します。これにより使う材料の量をごまかすことはできません。
私共にご依頼いただければ、手抜きすることなく誠実に施工して、あなたの大切な建物の資産価値をお守りいたします。