社長ブログ

ついでの工事

2013.11.1

平成25年11月1日(金曜日)

当社の活動状況→本日の工事進捗状況

9月初めに着工した総合改修工事が10月末にようやく終わりました。
当初は10月の中旬ぐらいに完了する予定だったんですが、4度にわたる台風の影響で工期延長を余儀なくされてしまったのです。
外装工事屋にとって台風は本当に天敵なのです。

雨降りで工事が中止になるだけではなく、足場の倒壊事故予防のために養生メッシュシートを巻き取ったり、台風通過後はそのメッシュシートをあらためて張ったり、余計な作業が発生するのです。
その分人件費はかさんでいくし、工期は延びるし、もうふんだり蹴ったりです。(苦笑)
結果、お客様にもご心配とご迷惑をかけてしまうことになりますし。

結局、予備日ギリギリいっぱいまで延長して何とか終了しました。
いくら工期が押してきたと言っても、それを理由に工事の品質を下げるわけにはいきません。
なので、台風で工期がずれたら、ほぼそのまま後にずれることになります。
ま、お客様がたいへん満足してくださっているのでその点は良かったのですが。
でも、かさんだ人件費は泣くしかありません。(苦笑)
外装工事業者の宿命です。

で、本日、足場撤去後の仕上がりチェックに行ってきました。
全体的に凄くきれいに仕上がっており、心配していたタイル補修跡も問題なし。
お客様もたいへん喜んでくださっており、このままお引き渡しを・・・
と、思っていたところ、最後に1点だけ気に入らないところを見つけてしまいました。

そもそも施工範囲ではないし、お客様も全く気にしていない部分ですが、僕の感覚としては、これを直してからのお引き渡しだな、と。
たしかに、見積外であり、施工範囲外ではあるけれど、ちょっと気を利かせれば、他の工事のついでに出来たはずのこと。

ウチのスタッフには、こういうところに気づいて欲しいんです。
こういう小さな『ついでの工事』がお客様満足につながり、その積み重ねが大きな信頼につながる。
何よりも自分自身の気づく力が磨かれ、レベルアップにつながるんです。
最近ではかなり気づいてくれるようになってきたんですけどね・・・・

今回は、この小さな『ついでの工事』を終わらせてからお引渡しすることにしました。
ちょっと後手にまわってしまいましたが、それでも引き渡し前に気づいて良かったです。
画竜点睛を欠くことがないよう、今一度スタッフとの意志の疎通が必要ですね。

ではでは。

僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界

音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ
興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。

 

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