2022-07-12
本日のスタッフブログは、奥村が担当いたします。
このブログは、私がブランコ(ロープワーク)作業を本格的に行えるようになるまでの物語を書かせていただきます。最後まで読んでいただければ幸いです。
前回のブログは、Uさんの現場で9階建てのビルとビルの間からブランコ作業をすることになり、最初はビビっていたのですが、いざ降りてみると案外怖くなかったこと、その理由が後ろに壁があるとなぜかあまり高さを感じにくくなる事に気づき問題なく作業を終えることが出来た話を書かせていただきました。
入社して6年目になり、この年は初めて自分の現場を施工した年です。
社長の現場で毎回顔を合わせる塗装屋さんがいるのですが、その塗装屋さんから知り合いの建物のベランダ防水をお願いされたらしく社長から自分に振られ、入社して初めて自分で工事を行うことになりました。
足場は塗装屋さんの方で手配していただき、他の工事段取りなどは自分が行い、順調に工事は進んでいました。
工期半ば頃に管理で現場に伺ったところ、足場から怒鳴り声が聞こえ足場に登ると職人さん同士が喧嘩をしていました。
一旦、両者を落ち着かせ双方の理由を聞きわかったのですが、オーナー様が直接、樋屋さんを手配し工事をお願いしたらしく、その事を誰もオーナー様から聞いておらず、防水屋の作業箇所とバッティングしてしまい喧嘩に発展したとのこと。
とりあえず樋屋さんに先に作業を行ってもらい、防水屋には別の箇所を進めてもらうことで事なきを得ました。
それからは問題なく工事が進み無事終わることができました。
工事後の書類作成などUさんに教えてもらい、それから一週間ほどでオーナー様からの入金があり工事完了となりました。
初めて会社の売上に貢献出来たと感じ嬉しかった事を今でも覚えています。
このような出来事もあったのですがこの年、一番印象に残っている事はブランコで高所を降りた数です。
正確な数字は覚えていませんが、7階建て以上を30回以上は降りたと思います。
ブランコ作業で怖い思いもしたのに、なぜ、そこまで降りれたのか。
前話のブログで、9階建てを降りたという事実ができた為、高所のブランコ作業が解禁された雰囲気になり・・・バンバン現場を任されるようになりました。
ただ、これだけの数をほぼノーミスで降りきったおかげでブランコ作業のレベルがかなり上った感じがしました。
この年の年末、アフター工事で10階建ての建物に挑む事になります。
そのお話は次回のブログに書かせていただきます。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本外装株式会社
サービスプランナー 奥村直人