社長ブログ

1次防水に頼らざるを得ないからこそ。

2014.11.21

平成26年11月21日(金曜日)

当社の活動状況→本日の工事進捗状況

朝から横浜で2件続けて雨漏り退治してきました。
RC造とプレハブ造で、2件とも1次防水による処置となしました。
いわゆるシーリング劣化が原因の雨漏りなので。

コンクリート打ち継ぎと開口部と貫通部。
RC造の壁側からの雨漏りは、この3つのケースが多いです。
他にはクラックやジャンカなど躯体の不具合からもあります。

いずれにしても、原則として1次防水での処置となります。
そもそも2次防水の概念がほとんどありませんので。
シーリング防水、塗膜防水、シート防水で対応する場合が多くなります。

でも、雨仕舞い的な工夫も、ところどころにあったります。
例えばモルタル笠木裏の水切りとか、雨がかりを減らすため窓の上に庇をつけるとか。
パイプシャフトなんかも雨仕舞いを考えて作ってあることが多いです。

最近では窓やドアなどの開口部の上に庇がない建物が多くなりました。
開口部に直接雨が当たるということは、雨漏りのリスクがその分高くなります。
特にペントハウスの出入口なんかは雨漏りしやすいので庇があったほうが良いです。
あと、バリアフリー化の影響もあって、ベランダ窓下の立上りが低い物件が増えましたが、これも雨漏りのリスクになりやすい部分です。
1次防水に頼らざるを得ないRC造やS造だからこそ、雨仕舞いの工夫が必要だと思うんですよね。

ちょっとまとまりのない記事になりましたが、備忘録的な意味合いもあって書きました。
こうして考えてみると、やはり木造住宅に比べると、RC造やS造の雨漏りは、シンプルでわかりやすいですね。
なんだかんだ言っても木造住宅の雨漏りのほうが複雑で難しい面があります。
ま、得手不得手もあるとは思いますけど。

ではでは。

僕の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界

音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ

興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。

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