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外壁塗装に最適な時期はいつ?季節の選定に関する4つのポイントをご紹介。

2024.3.19

外壁塗装に最適な時期はいつ?季節の選定に関する4つのポイントをご紹介。

本日のスタッフブログは、二宮が担当させていただきます。
今回は、お客様からよくいただく質問シリーズ!

「外壁塗装(工事)に適した季節は?」というご質問にお答えしていきます。

(私個人の見解も含まれるのですが)結論から申しますと「いつの季節も大きな差はない」と言うお答えになります。

日本外装ではそれぞれの季節・状況に応じて材料の使い分け、施工の仕様、手順など、長年の経験からそれぞれの施工時期に最も適した施工方法を都度導き出してきております。受注を頂いたその時期にベストな仕様、内容で工事を進めさせて頂いております。

とはいえ、全く影響がないという事ももちろんありません。

一般的には外壁塗装に適した季節は、春から秋にかけての温暖な季節が選ばれます。

ガイドラインとして挙げられている「外壁塗装を行う際の季節の選定に関する考慮点」をご紹介します。

1、気温と湿度の適切な範囲

塗料の乾燥や硬化には適切な気温と湿度が必要です。通常、15度から25度程度の穏やかな気温で、湿度が高すぎず低すぎない条件が理想的です。これにより、塗料が正しく乾燥し、耐久性が向上します。

12~2月にかけて気温が低く、8月が一番気温が高くなる
参考:川崎市における平均最高・最低気温
© WeatherSpark.com
7~9月にかけて蒸し暑く、12~4月頃は乾燥状態
参考:川崎市における湿度快適性
© WeatherSpark.com

2、雨や雪の少ない季節

塗装中および乾燥中に雨や雪が降ると、塗膜がうまく形成されず、仕上がりに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、降水量が比較的少ない季節が望ましいです。

6月や9月が等に降雨量が多く、12~2月は少ない
参考:川崎市における平均月間降雨量
© WeatherSpark.com

3、風の強さの考慮

風が強いと、塗料が飛散してしまう可能性があります。風の弱い日を選ぶことで、塗装作業がスムーズに進行し、均一な仕上がりが期待できます。

1~5月中旬まで風が強い傾向
参考:川崎市における平均風速
© WeatherSpark.com

4、紫外線の影響

太陽の紫外線は塗膜の劣化を引き起こす要因となります。外壁塗装が日差しの強い季節に行われる場合は、耐候性の高い塗料を選ぶか、適切なUVカット剤を含む塗料を使用することが重要です。

7,8月が特に紫外線が強く、11~1月は弱い
参考:横浜におけるUVインデックス(紫外線の強さ)の年間推移グラフ
https://www.data.jma.go.jp/env/uvhp/link_uvindex_month54.html

一般的には春や秋が条件を満たしやすい季節とされています

ただし、気象条件は地域によって異なりますし、気象状況も年々変化してきています。
以前ブログの記事で書かせて頂いたこともあるのですが、春や秋だからといっても確実に安心というわけではありません。

例えば、現場の近くに大きな公園や雑木林などがある場合は春の強風に混じるゴミ・ほこりがでます。秋には落ち葉等が塗ったばかりの塗装面についてしまう恐れもあります。そのような現場は、必ずしも春秋が向いているとは限りません。

つまりはお客様自身の建物の立地条件が一番大きなポイントとなります。確実な条件が知りたい場合は、実際の現地で専門家のアドバイスを受け、それらを考慮に入れながら外壁塗装の時期を選定すると良いでしょう。

日本外装では、上記のようなご相談も無料でやらせて頂いております。

何をすればよいかわからない時、まずは建物の現状、築年数、立地条件、先々の活用法等々、建物個々の条件や外壁の材質に応じて、専門家に相談し、適切な対策を取ることがおすすめです。

日本外装株式会社
サービスプランナー 二宮圭太郎

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