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【見習い現場管理・大沼がゆく!第25回】笠木(かさぎ)とは?笠木補修工事をご紹介いたします

2024.5.2

【見習い現場管理・大沼がゆく!第25回】笠木(かさぎ)とは?笠木補修工事をご紹介いたします

こんにちは!
本日は見習い現場管理・大沼がお相手させていただきます。今日もお付き合いくださいませ!

仕事を終えて帰宅し、夕食の時など、わたくしはよく妻に仕事中のことなどを話すのですが、その際、「屋根のケラバが……」や「壁のベントキャップの周りを……」などと口走ってしまい、たびたび「それってどこのどういう部分のこと?」との質問を妻から受けます。

わたくし自身も、日本外装に入社するまではわからなかった言葉ばかりなのですが、つい忘れて説明なしに口をついて出てしまうことがあります。相手が妻であればこそ、このように忌憚なく質問してもらえますが、常にそうとは限りません。

専門用語を使わずわかりやすく説明を・・・心掛ける!

お客さまとのお話の最中にこういったことが起きないよう、気を付けなければなりませんよね。どんな方がお相手でも、不明点なくお話が分かりやすく伝わるよう、初心を忘れずにいようと思った次第です。

さて、先日「笠木(かさぎ)」の補修工事がありましたので、今日はその工事の内容をお伝えしようと思います。

「笠木」とは、塀・ベランダ・バルコニー・階段の手すりなどの上部に帽子のようにかぶせられている仕上げ材のことです。

笠木

立上りの上辺(天端/てんば)は雨風の影響を受けやすく保護のため、写真のように笠木が設置される。

劣化した笠木を撤去します。

劣化した笠木を天端から引き剝がし、撤去します。

腐朽部も綺麗に撤去します。

笠木を撤去すると、内部の木が腐朽していました。腐朽部もきれいに撤去します。

サイズに合わせて木材を切り出し、設置します。

建物内部へ雨水が浸入するのを防ぐための二次防水、アスファルトルーフィングを張ります。

アスファルトルーフィングとは、屋根の下地材として使われる防水シートです。
紙や不織布などの基材にアスファルトを染み込ませて作られており、防水効果があります。

板金を丁寧に張り合わせていき、ジョイント部や端部にシーリング処理を施し、完成です。

シーリング処理で隙間をなくすことで、さらに防水性を高めます。

笠木補修工事で雨漏り対策もできます!

笠木補修工事にはさまざまな事例があり、建物の構造によっても工事のアプローチは変わってきます。上記の施工例と全く同じではありませんが、一例として紹介させていただきました。見違えるように綺麗になりましたね! 笠木は雨漏りの弱点ともなり得る場所のひとつですが、これで雨漏りのリスクも軽減されることでしょう。

日本外装では、小さな工事から大規模修繕工事まで、幅広くご相談に乗らせていただきます。お困りの際はお気軽にご相談くださいませ。

それでは、またお会いしましょう。ありがとうございました!

日本外装株式会社
サービスプランナー 大沼和正

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