本日のスタッフブログは、内田が担当させていただきます。
これまでのブログを読んだ方は薄々気づかれているかも知れませんが、私は新商品に滅法弱い質です。中でも『次世代〇〇』や『新世代△△』などのワードは大好物であり、興奮を抑える事ができない位です。
そんな私の性格を捉えた表題の商品『新世代高性能下塗 ルビゴール』を今回はご紹介します。
『新世代高性能下塗ルビゴール』とは
先ずは、商品の謳い文句です。
「錆びる」現象の本質をついた新世代下塗「ルビゴール」。従来の錆転換処理剤や錆固定剤のように、素材に対して不動態化を求めるのではなく、腐食電流を抑制することで、錆の促進を制御するという常識を覆す画期的な錆止め塗料です。
なんの事か全くわかりませんが、とにかくすごい自信だって事はわかりますW
メーカーカタログのURLを貼っておきますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。できれば、その常識を覆す画期的な理由をわかりやすく私に教えてください。
この商品は、鉄部塗装における下塗り材、いわゆるサビ止め塗料に位置します。
例のごとく塗料発注先の商社の方が、触れ込みで教えてくれたのですが、中々使用する機会に恵まれませんでした。そもそも新商品の提案・使用は慎重にならざるを得ません。
期待した品質が得られなければ、ご依頼頂いたお客様にご迷惑をお掛けしてしまうからです。
そんなこんなで半年ほど情報収集に努めていましたが、先の商社の方から耳よりな情報をいただきました。
鉄骨階段に長尺シートを施工する際に、巾木などの取り合い部分の下塗り材に効果的との事!
(※この部分については同業者の方ならわかる、あるあるだと思います。)
早速、現場で実際に使用しました
先ずは、なんだかんだ言ってもケレン処理です。
※ケレン処理とは・・・鉄部分にたいして塗装をする前に汚れや錆びを落とし表面を整えることをいいます。
そして【ルビゴール】を先行塗りします。
続けて【ルビゴール】を追っかけで再塗装します。要は2回塗りって事です。
万が一を考えてエポキシ系サビ止め塗料も塗りました
本来は、この後に中塗り・上塗りと工程を踏むのですが・・・小心物の私は、万が一を考えて普段使用している2液のエポキシ系サビ止め塗料を塗りますW
あとは、通常通り中塗り、上塗りで仕上げます。
蹴込み一体型の階段用シートを貼り、端末シール処理を施したら施工完了です。
鉄骨階段の長尺シート施工は、取り合いにあたる入隅部分の発錆をいかに抑えられるかで、耐用年数に大きく差が開きます。
通常の錆止め塗料よりも高い効果を期待しながら経過を見守りたいと思います。
それでは今回はこのへんで。
ではでは。
日本外装株式会社
サービスプランナー 内田博昭