本日のスタッフブログは、内田が担当いたします。
他のスタッフのブログでも度々話題にあがる熱中症対策について、お伝えしたいと思います。
かく言う私も、熱中症で搬送された経験があります。
その時は、病院に着くまでの間、眩暈や嘔吐が止まらず、血圧が60台まで低下してしまい、担当したお医者様も慌てていました。検査、治療により数値が落ち着いた後、『もう少し遅かったら危なかったかもしれない』と言われ、改めて熱中症の怖さを実感しました。
近年では、一般の方へも熱中症の危険についての啓蒙が進み、予防や対策がとられてきていますが、それでも昨年の建築業界の職場での熱中症による死者数は20人を超えます。※厚労省発表の数値となりますので、実際には帰宅してから症状がでるケースが含まれているかは不明です。労働災害0(ゼロ)を標榜している我々の業界からしたら、大変大きな数字です。
そこで、過去に熱中症で搬送されてしまった自分への戒めを込めて、より具体的な熱中症対策を記しますので、皆様も夏のレジャー時の参考にしていただければと思います。
熱中症対策の予防・対策
1、水分補給
発汗量の7~8割を補給するという指針がありますが、自分の発汗量を正確に数値化できる人はいないのではないでしょうか?激しい発汗を伴う、作業やスポーツ時には、15分おきに100~150ml程度補給しておけば安心です。自分はいつもお腹をちゃぷちゃぷにしていますW
2、塩分補給
最近はコンビニ等で手軽に塩分を補給できる飴やタブレットが売られていますので、水分補給の際に塩分も一緒に補給すれば安心です。
3、体温を下げる
水を浴びてから、扇風機や団扇などで風を当てるとそれだけで体温を下げることができます。
気化熱反応を利用するので、水を浴びる事が重要です。最近ではバッテリー式の扇風機もありますので活用してみてください。また、首まわり、脇の下、太ももの付け根などに氷等をあてて直接血液を冷やす事も効果的です。
上記の熱中症対策をとっていても、近年の夏は危険です。少しでも体調がすぐれないと感じたら、作業や運動をやめて冷房が効いた施設に避難してください。『日陰の涼しい場所にて休む』などと言いますが、そんな場所を見つける方が大変です。ないと思った方が賢明です。
冷房が効いた施設がなければ、車両のエアコンで対応してください。
※条例違反を推奨しているわけではありませんのであしからず。
熱中症は命にかかわる症状ですので、油断せずにこの夏をお過ごしください。
ではでは。
日本外装株式会社
サービスプランナー 内田博昭